川重が連日の安値、ブラジル造船事業損失計上で今3月期下方修正へ

企業|企業速報 証券市場新聞

川崎重工業(7012)が大幅続落、連日で昨年来安値を更新した。14日取引終了後、今2016年3月期第3四半期にブラジルの造船合弁事業に関連した損失221億円を計上すると発表したことが嫌気売りを誘った。
国営石油会社ペトロブラスの海洋掘削船の船体部工事の代金支払いが1年以上遅れているためで、合弁会社に対する貸倒引当金、たな卸資産の評価損、出資金・貸付金の評価損を特別損失と営業外費用として計上。損失額の規模が大きく、今2016年3月期業績見通しを28日の第3四半期決算発表時に下方修正するとしている。ただ、期末配当予想7円に変更はない。

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