ハーモニックは朝安のあと切り返す、第3四半期売り上げ前年割れもアク抜け感

ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)は朝安の後プラスに切り返してきた。15日の取引終了後に発表した第3四半期(10~12月)売上高が55億2800万円(前年同期比4.8%減)と前年実績を割り込んだことが嫌気され売り先行でスタートしたが、昨年12月につけた戻り高値2789円からこの日の安値2136円までほぼ一本調子に下落しており、アク抜け感から買戻しが優勢になった。
第3四半期は減速装置が2ケタの減少となったことが響いたが、メカトロニクス製品は好調で、受注高は産業用ロボット向けや半導体製造装置向けが伸び、64億9200万円(前年同期比11.6%増)と2ケタ増となった。第3四半期までの累計売上高は173億7600万円(前年同期比1.2%増)と前年並を確保している。

証券市場新聞

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