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原料高響くが粘接着剤など伸びる
ハリマ化成グループ（４４１０）の２３年３月期第３四半期累計の連結決算は、売上高７１８億２０００万円（前年同期比２８．１％増）、営業利益２４億７７００万円（同１７．２％減）、最終利益１９億８４００万円（同０％）で着地した。海外は欧米で粘接着剤用樹脂が伸び製紙用薬品も堅調に推移、国内では販売価格の引き上げが進み３割近い大幅な増収になった。ただ、原材料価格高騰の影響を吸収し切れず粗利率が低下、営業段階では２ケタ減益になったが、持分法投資利益の拡大により最終段階では前年同期並みを確保した。
通期は売上高９９０億円（前期比３０．１％増）、営業利益２７億円（同１６．９％減）、最終利益２５億円（同４３．２％増）と前回予想を据え置いた。併せて株主優待を発表した。
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