5月29日「日経225マイクロ先物・ミニオプション」スタート

大証|企業速報 証券市場新聞
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小口化進む現物市場のヘッジに対応

日本取引所グループ(8697)グループの大阪取引所が5月29日から取引を開始する新商品「日経225マイクロ先物・ミニオプション」、「ESG指数先物」、TONA3か月金利先物」の概要説明が大阪取引所5階オーバルで開催された。

小口化進む現物のヘッジ手段

現物市場では投資の小口化が進んでおり、端株を扱うスマホ証券が台頭。そのような状況下、大阪取引所の平地 亮市場企画部兼デリバティブ市場営業部課長は「投資の小口化が進む現物市場に合わせたヘッジ手段の提供は必要」とし今回の商品提供に至った背景を説明。現在、小口レバレッジ商品では2006年7月に上場した日経225miniが存在するが、最近では類似・代替的な商品が台頭しているうえ、日経平均が3万円を超えた現状では日経225mini1枚を建玉するだけで約300万円の投資資金が必要になる現状では小口化された現物に対してはオーバーヘッジになる。

日経225マイクロ先物なら約30万円での投資が可能

このような現状に対応すべく上場する「日経225マイクロ先物・ミニオプション」は日経225マイクロ先物の取引単位で日経225miniの日経平均×100円(約300万円)対して日経平均×10円(約30万円)での投資が可能。ミニオプションについても日経225オプションのオプション・プレミアム×1000円に対してオプション・プレミアム×100円での投資が可能になる。大阪取引所では日経225マイクロ先物・ミニオプションの特設サイト(https://225micro-minioptions-campaign.com/)を通じて個人投資家へアピールしていく。
説明会開催後に挨拶を行った大阪取引所の横山隆介社長は「情報発信をこれまで以上に積極的に行う」とし、投資家の利便性向上に意欲を見せている。

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