正栄食品が年初来高値、原価率改善による16年10月期の大幅増益が刺激

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正栄食品工業(8079)が6日続伸、年初来高値を更新した。13日大引け後に発表した16年10月期連結決算で売上高は1016億8900万円(前の期比4.7%減)と減収となったが、営業利益は47億500万円(同40.3%増)、純利益は29億8100万円(同14.5%増)と大幅な増益となったことが材料視された。仕入・購買機能の強化と生産子会社における生産性向上による売上原価率の改善は利益増に寄与しており、続く17年10月期も売上高1020億円(前期比0.3%増)、営業利益48億円(同2.0%増)、純利益は30億5000万円(同2.3%増)と増収増益を見込んでいる。

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