日本金銭機械（６４１８）は５日続落。この日、電通（４３２４）が発表したカジノを含む統合型リゾートに関する調査で反対４４．６％、賛成２９．３％と反対が賛成を大きく上回ったことが嫌気されているようだ。同社は貨幣処理機器の大手で、カジノ用紙幣識別機で世界シェアトップを占め、同関連で本命視されていた。
北米向け紙幣識別機ユニットの販売減やユーロ安に伴う欧州向け輸出の採算悪化で、今１６年３月期は収益下ぶれも警戒され、手じまい売りに下値を切り下げる軟調な展開が続いている。
日本金銭は５日続落、カジノ反対が賛成を大きく上回る
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