日本航空電子工業 (6807) は急反落。25日引け後に発表した17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算が、経常利益42億2500万円(前年同期比74.2%減)と大幅減益で着地したことを嫌気した売りがかさんだ。
自動車向けの競争激化やスマートフォン市場の成熟化、産業機器市場の停滞など環境は厳しく、外部購入品の割合の大きい製品の売り上げが増加したことや急激な為替変動の影響を受けたとしている。通期は100億円(前期比41.0%減)と従来予想を据え置いたが、3Qの進捗率は42%に過ぎず、利益下振れが警戒された。
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