東芝は大幅反落、米原発事業を巡る先行き懸念は強く値下がりリスク回避する売り優勢

企業|企業速報 証券市場新聞

東芝(6502)は大幅反落。27日取引終了後、半導体事業の分社化と外部資本の導入を正式発表し、海外での原子力発電所の建設事業からの撤退などを含め原子力事業を縮小する方針を明らかにしたが、米原発事業を巡る減損損失額など先行き懸念は強く、17年3月期末で債務超過に陥った場合、2部に市場変更になることから、値下がりリスクを回避する売りが優勢となった。一部メディアが三菱UFJ信託銀行などは不正会計問題で損害賠償を請求すると伝えたことも悪材料視された。

 

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