トーカロが一段高で高値、3Q進捗状況から17年3月期通期の上ブレ期待高まる

企業|企業速報 証券市場新聞

トーカロ(3433)が一段高に買われ昨年来高値を更新した。1月31日大引け後に、17年3月期第3四半期累計(2016年4月~12月)の連結決算を発表。売上高は214億7900万円(前年同期比1.5%減)、営業利益は41億6600万円(同0.7%増)、純利益は28億800万円(同3.4%増)となり、通期予想の売上高280億円(前期比2.6%減)、営業利益44億4000万円(同7.6%減)、純利益29億7800万円(同1.2%減)に対する進捗状況から上ブレ期待が高まっている。溶射加工は、半導体・液晶分野向け加工が前年同期比では減収となったものの、期初計画を上回る水準で推移している。インドネシアに子会社を設立することも発表しており、海外展開への期待も高まっている。

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