荒川化学工業(4968)の25年3月期第2四半期累計の連結決算は計画を下回り、売上高393億2700万円(前年同期比13.4%増)、営業利益3億1300万円(前年同期18億2700万円の赤字)で着地、通期予想について、売上高を826億円から820億円(前期比13.5%増)、営業利益を22億円から15億円(前期26億1700万円の赤字)へ下方修正した。
千葉アルコンの水素化石油樹脂設備が再開後も断続的な生産を余儀なくされ、全社収益を押し下げている。ただ、板紙向け紙力増強剤が堅調に推移、半導体関連先端材料やハードディスク用精密研磨剤などが大きく伸び「千葉アルコンも9月半ばからはほぼ正常に稼働している」(高木信之社長)としており、2ケタ増収で黒字を確保できる見込み。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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