両毛システムズが急反落、第3四半期営業30%減益で通期下振れを警戒

企業|企業速報 証券市場新聞

 両毛システムズ(9691)が急反落、前日比90円安の880円まで下げ幅を広げ5日ぶりに昨年来安値を更新した。26日取引終了後に発表した2016年第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算が、売上高85億2100万円(前年同期比8.1%増)、営業利益1億1500万円(同29.9%減)と増収ながら大幅減益で着地した。
 ICTに関連するセキュリティソリューション需要葉堅調だが、マイナンバー制度の開始によるシステム対応などでソフトウエア投資や販管費などの増加が利益を圧迫。通期は売上高125億円(前期比9.3%増)、営業利益5億5000万円(同6.7%増)と従来予想を据え置いたが、通期計画に対する第3四半期の営業利益の進捗率は21%に過ぎず、利益下ぶれが警戒された。

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