キタムラ(2719)が急落、昨年来安値を更新した。14日大引け後に17年3月期の連結業績予想を売上高で1668億円から1405億円(前期比8.9%減)へ、営業損益で14億円の黒字から16億円の赤字(前期9億4600万円の黒字)へ、最終損益で6億5000万円の黒字から24億円の赤字(同7000万円の黒字)へ下方修正、期末一括配当を20円から10円(前期20円)へ引き下げたことが嫌気された。熊本地震の影響により、デジタルカメラのキーパーツを生産する工場が稼動停止となり、デジタルカメラ等の減産の影響が発生したことや、スマートフォンをめぐる環境の激変によって販売が引き続き低調なことなどが影響している。
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