新日本電工(5563)は切り返し、2日ぶりに昨年来高値を更新した。16日引け後に集計中の16年12月期の連結業績を修正、従来予想の経常利益20億円を16億円(前の期は2億1000万円)に引き下げたが、最終損益を10億円の赤字から1億円の赤字(前の期141億円の赤字)へ赤字幅縮小を見込んだことが好感された。
11月以降の合金鉄の市況回復で収益好転が見込め、予定していた追加減損損失を計上しないことになったことから、最終損益が改善する。最終赤字縮小に伴い、未定としていた期末一括配当を5円(前の期5円)とした。
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