ヤマトHDが急反発、3.9%の自社株取得枠設定し消却へ

企業|企業速報 証券市場新聞

 ヤマトホールディングス(9064)が急反発、前日比200円高の2533円まで上げ幅を広げた。28日取引終了後、発行済株式総数の3.92%にあたる1600万株、取得総額300億円を上限とした自社株取得枠を設定、3月31日付けで自己株式1382万1700株(発行済株式総数の3.25%)を消却すると発表したことを受け、需給改善を期待した買いが先行した。
 取得期間はきょうから6月30日。うち136万3600株をきょう寄り付き前の東証自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で買い付けの委託を行うとしており、午前10時に前日終値2333円で55万300株を取得したと発表した。

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