NECが急落し1年ぶり安値、第3四半期利益急減で通期大幅下ぶれを警戒

企業|企業速報 証券市場新聞

 NEC(6701)が急落、前日比38円安の303円まで売り込まれ、約1年ぶりに昨年来安値を更新した。28日取引終了後に発表した20年3月期第3四半期累計(4月~12月)の連結決算が、減収で利益が急減したことを嫌気した売りがかさんだ。売上高は1兆9490億9600万円(前年同期比2.6%減)、営業利益182億6500万円(同48.7%減)、最終利益3億4200万円(同98.5%減)で着地している。
パブリック事業やテレコムキャリア事業の売り上げ減少で収益性が急低下、為替差損の悪化も響いた。
 通期は従来の増収増益予想を据え置いたが、第3四半期までの進捗状況から、大幅な下ぶれが警戒された。

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