東芝(6502)は急反落。9日付の日本経済新聞が「米原子力子会社、ウエスチングハウス(WH)が巨額損失を計上する米原発事業を巡って、米政府が巨額の債務保証をしていることが分かった」と報じたことが嫌気された。債務保証は総額83億ドルにのぼり、東芝はWHの破綻処理も選択肢に原子力事業の再建策を詰めるが、頓挫すれば米国で国民負担が発生しかねない。東芝の経営再建の行方は米政府を巻き込んだ問題になる可能性があると伝えており、経営再建に再び不透明感が強まったことから売りが優勢になった。
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