三菱重が続騰、米原発事故賠償金141億円に減額

企業|企業速報 証券市場新聞

三菱重工業(7011)が続騰。この日、米サンオノフレサンオノフレ原子力発電所で起きた放射性物質漏えい事故ついて、国際商業会議所(ICC)から仲裁裁定を受けたと発表したことが買い手がかりになった。

米電力会社サザン・カリフォルニア・エジソン社(SCE)は、同社が製造した原発主要装置(蒸気発生器)が破損したことで、原発の廃炉を決め、約7600億円の賠償を請求していたが、今回の仲裁裁定で約141億円に減額された。契約上の責任上限は約160億円とする同社の主張が認められた。今回の仲裁裁定に関する17年3月期業績への影響は軽微といている。

 

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