ニチレイが後場上げ幅広げ半年ぶり高値、第3四半期営業38%増益で通期上ぶれ意識

企業|企業速報 証券市場新聞

ニチレイ(2871)が続騰、後場に入って前日比89円高の1010円まで上げ幅を広げ、約半年ぶりに昨年来高値を更新した。
この日午後2時に発表した2016年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算が、売上高4093億200万円(前年同期比3.7%増)、営業利益187億2200万円(同38.0%増)と増収大幅増益を達成したことで買い気が盛り上がった。
海外売り上げの拡大と前年度に稼働した物流センターの貢献で増収を確保。加工食品の値上げ浸透で収益性が大きく改善した。通期は売上高5271億円(前期比1.4%増)、営業利益200億円(同14.9%増)、と従来予想を据え置いたが、第3四半期の営業利益の進捗率が93.6%に達し、利益上ぶれが意識された。

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