神戸鋼は3年ぶり100円割れ、今3月期下方修正で最終赤字に

企業|企業速報 証券市場新聞

神戸製鋼所(5406)が大幅続落、前日比16円安の97円まで売り込まれた。9日ぶりの昨年来安値更新で100円割れは3年ぶり。2日取引終了後、2016年3月期の業績予想を下方修正、最終赤字転落を予想したことを嫌気した売りがかさんだ。
連結業績について売上高を従来予想の1兆8700億円から1兆8400億円(前期比2.5%減)、営業利益900億円から650億円(同45.6%減)へ引き下げ、最終損益は200億円の黒字から200億円の赤字(前期は865億4900万円の黒字)へ修正した。
鋼材価格低下に加え、油圧ショベルの販売台数が想定を下回り、保全金積み増しや貸倒引当金、中国の建設機械関連事業で特別損失を計上することが損益を圧迫する。業績悪化に伴い、期末配当を無配(前期は2円)とし、年間配当を2円(前期4円)に減配する。

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