フルヤ金属(7826) がストップ高。3日、揮発性有機化合物(VOC)、エチレンの除去用として需要が高まっている低温活性触媒(FT‐eco触媒)の量産技術を確立、4月から量産体制を構築すると発表したことが買い手がかりになった。
新触媒はナノメートルサイズの微小な細孔構造の特殊セラミックス担体に、プラチナなどの貴金属をナノ粒子で担持させることで、0度から30度の室温レベルで効率的にVOC、エチレンを除去することが可能。高温雰囲気にする必要がなく、大幅なコスト削減が可能という。新触媒は5日から7日まで、東京ビッグサイトで開催される「第4回高機能金属展」でサンプル展示をする予定。
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