ウィルGが続騰、今3月期上方修正とシンガポール人材派遣3社への資本参加が買い手がかり

企業|企業速報 証券市場新聞

ウィルグループ(6089)が続騰、前週末比88円高の885円まで買い進まれた。5日の取引終了後、2016年3月期の業績見通しを上方修正するとともに、シンガポールで人材派遣3社に資本参加すると発表したことが買い手がかりになった。
連結業績について従来予想の売上高391億2000万円を448億1000万円(前期比37.5%増)、営業利益10億9400万円を13億2000万円(同40.6%増)へ引き上げた。セールスアウトソーシングで業務請負売上高が伸び、連結子会社化したクリエイティブバンクが収益貢献、ファクトリーアウトソーシング、医療・介護分野も順調に推移している。
予想を上回る業績拡大に伴い、6円50銭としていた期末一括配当を普通配当を10円と創立10周年記念配当10円を合わせて20円(前期12円)に増配する。
シンガポールでの資本参加は、アセアン地域で事業を拡大することが目的で、連結子会社を通じて大手航空機メンテナンス会社に人材派遣を行うOAI他2社の株式をそれぞれ51%取得する。

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