東急建が続騰、今3月期は工事採算向上で利益大幅上ぶれ

企業|企業速報 証券市場新聞

東急建設(1720)が続騰、前日比77円高の849円まで買い進まれた。8日取引終了後、今2016年3月期の業績予想を修正、利益予想を大幅に引き上げたことを受け買い気が盛り上がった。
売上高は従来予想の2940億円を2920億円(前期比11.1%増)へ若干引き下げたが、営業利益114億円を144億円(同2.4倍)、純利益82億円を103億円(同77.4%増)へ引き上げるなど利益予想を大幅に増額。建築工事の採算向上により、完成工事総利益が増加している。
予想を上回る利益拡大に伴い、期末配当を8円から15円に引き上げ、年間配当を20円(前期13円)に増配する。

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