ルネサスは急反落、革新機構の株式売却と公募増資報道で需給圧迫警戒

企業|企業速報 証券市場新聞

ルネサスエレクトロニクス<6723>が急反落。27日付の日本経済新聞が「7割を出資する官民ファンド、産業革新機構が5月にも2割弱の株式を売却する」と報じたことが嫌気された。現在の株価で約3500億円分となる。ルネサスは年内にも数千億円の公募増資に踏み切るとも伝えており、需給圧迫を警戒した売りがかさんだ。報道について同社は立会開始前に「当社が発表したものではない。株式売却については当該株主の判断でコメントする立場にない。公募増資は検討していない」とコメントを発表した。

 

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