そーせいが急反発、認知症の新治療法へ臨床好結果

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そーせいグループ(4565)が急反発、全面安商状のなか15%を超える大幅な上昇となっている。10日取引終了後、子会社のヘプタレス・セラピューティクスが開発中のHTL9936が後期第1相臨床試験を良好な結果で終了したと発表したことを受け、買い気が再燃した。
HTL9936は選択的ムスカリンM1受容体作動薬で、認知機能障害の新しい治療法として臨床開発を進めている。今回の臨床結果はM1受容体作動メカニズム全般の治療濃度域とHTL9936や認知症治療を目的とした同種化合物の研究進展に確固たるエビデンスを示すことになり、ヘプタレス社はHTL9936の認知症・統合失調症患者を対象とした第2相臨床試験を2016年の終わりに開始する予定。
また、同時に発表した今16年3月期第3四半期累計(15年4~12月)連結決算は、売上高77億4100万円(前年同期比8.1倍)、営業利益34億4900万円(前期1600万円)出着地。通期は売上高117億3200万円(前期比3.2倍)、営業利益58億9900万円(同5.3倍)と従来予想を据え置いた。

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