スリー・ディー・マトリックス(7777)が急続落、前営業日比150円安の636円ストップ安売り気配で、連日の上場来安値となった。10日取引終了後、今2016年4月期の連結業績を修正、業績低迷を見込んだことを嫌気した売りがかさんだ。
売上高は従来予想の7億8300万円~28億7700万円から1億3500万円(前期比36.4%増)、営業利益19億9600万円の赤字~2400万円黒字から18億5800万円の赤字(前期19億300万円の赤字)、最終利益20億50万円の赤字~1100万円の黒字から23億8500万円の赤字(同19億9400万円の赤字)へ。吸収性局所止血材の製品販売と契約一時金、マイルストーン収入が計画に至らず、減損処理に伴い特別損失を計上することも収益を圧迫、大幅赤字が続く見込み。
証券市場新聞