立花エレが反発で高値、18年3月期は増配、株主優待制度導入を好感

企業|企業速報 証券市場新聞

立花エレテック<8159>が反発、年初来高値を更新した。12日の取引終了後、今18年3月期の連結業績予想を発表、売上高は1650億円(前期比3.0%増)、営業利益は52億円(同0.5%増)、純利益は37億円(同5.0%減)と増収かつ営業増益見込んでおり、配当は前期の年28円から32円に増配、クオカードを贈呈する株主優待制度の導入を発表したことが好感されている。純利益については持合解消に伴う保有株式の売却益を17年3月期に計上した反動で減益を見込んでいるが、FAシステム事業、半導体デバイス事業、施設事業を含めて各部門とも好調な推移を見込んでいる。IoTやAIの普及を睨んでFAシステム事業では大規模な再編を行っており、大阪取引所での会見の席上、渡邊武雄社長は「豊富な品揃えと技術を提供する会社に変貌する」と攻めの経営に意欲を見せている。17年3月期はキャリア人材確保による先行投資費用の増加が利益を圧迫したが、今期も人材面での強化を図っていく。

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