ソフトバンクグループ<9984>が続伸。この日取引開始前に、海外子会社が設立した投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の大規模初回クロージングを完了、10兆4000億円の出資コミットメントを取得したと発表したことが材料視された。サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンドPIFのほか、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国のムバダラ開発公社、米アップル、米クアルコム、シャープ(6753)などが参加。次世代のイノベーションを引き起こす可能性のある企業やプラットフォームビジネスに対して、大規模かつ長期的な投資を行う方針で、今後の収益貢献を期待した買いが先行した。
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