南都銀行<8367>が急落、東証全市場で値下り率トップとなり、年初来安値を大きく割り込んだ。23日取引終了後、500万株の公募と上限75万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施すると発表したことで、1株当たり株式価値の希薄化と需給圧迫を警戒した売りが膨らんだ。財務基盤強化と融資増強に伴うリスクアセット拡大に備えることが目的で、公募による調達資金は最大で約222億円。希薄化率は17%を超える見込み。発行価格は5月31日から6月6日のいずれかの日に決定する。
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