東芝<6502>は大幅続落。23日取引終了後、東京、名古屋の両証券取引所から8月1日付で市場第1部から2部への指定替えと上場開始基準にかかる猶予期間銘柄とする旨の通知を受けた発表した。同日提出した貸借対照表で17年3月期末に債務超過になったことが確認されたこと伴う措置。併せて有価証券報告書の提出期限を6月30日から8月10日に延長することを承認されたと発表した。市場変更に伴う需給懸念はすでに織り込み済みとみられるが、期限内の有報提出や米WDが提訴している東芝メモリ売却についての当局の判断も懸念材料で、依然として上場維持は不透明との見方が強い。
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