日本触媒<4114>が続伸。28日付の日本経済新聞が「日本触媒は神戸大学と共同で、紙おむつの高吸水性樹脂(SAP)の原料をパームヤシ殻から生産する技術を開発した」と報じたことが材料視された。SAPはナフサ由来の化学原料からつくるのが一般的だが、価格は原油相場の影響を受けやすい。新工法は原料の生産コストを最大7割下げられるといい、市況の安定につながる可能性があると伝えており、パームヤシ殻原料の高吸水性樹脂実用化と事業採算アップを期待した買いが先行した。
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