オンコセラピー・サイエンス<4564>は続騰、約4カ月ぶりに年初来高値を更新した。29日取引終了後、臨床開発中のMELK阻害剤「OTS167」について、米国テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターで乳がんに対する第I相臨床試験を開始したと発表、さらに、この日立会開始前に塩野義薬<4507>にライセンスアウトしているがん特異的ペプチドワクチン「S‐588410」の食道がん患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験について、マイルストーンが発生したことも発表したことを受け、乳がん治療薬の開発進展とがん特異的ペプチドワクチンの収益貢献を期待した買いが先行した。
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