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 出光興産<5019>は急反落、5月末につけた年初来安値を更新した。3日取引終了後、国内外で4800万株の公募増資を実施すると発表したことを受け、希薄化と需給悪化を懸念した売りがかさんだ。新株発行が最大で発行済み株式数の30%及ぶ。
発行価格は7月12日から19日までのいずれかの日に決定、調達資金約1385億円は借り入れ返済や海外子会社への投融資、有機EL事業への投資などに充てるとしている。ただ、今回の新株発行で昭和シェル<5002>との合併に反対している創業家の保有比率が約26%に下がることから、創業家の保有比率を引き下げ、合併を実現する狙いと見られ、創業家の代理人は「株式発行の差し止めの仮処分を申し立てる」とコメントしている。

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