トヨタ自動車<7203>、日産自動車 <7201>をはじめ自動車株が引き続き買われた。円安による輸出採算の改善期待に加え、世界的なグロース株からバリュー株への流れが追い風となり、割安修正の動きが続いた。4日に発表された6月の中国新車販売は、ホンダ<7267>が前年同月比17.7%増の11万3769台と大きく伸び、マツダ<7261>やトヨタも2ケタを上回る同化となったことも好感されており、日本政府とEUが経済連携協定(EPA)交渉で、日本車にかける関税を協定発効後7年後に撤廃する方針が伝わったことも買い手がかりになった。
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