東邦チタニウム<5727>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>のチタン株が大幅安。25日取引終了後、米国のスポンジチタン製造事業者からスポンジチタン輸出に関するアンチダンピング(AD)調査手続きの申し立てがあったと発表したことを受け、業績への影響を警戒した売りが膨らんだ。米チタニウム・メタルズ・コーポレーシンから、日本とカザフスタンから米国へのスポンジチタンのダンピング輸出により米国産業への実質的な被害またはその恐れが生じているなどとして、AD調査開始を求める申し立てが行われたという。両社は申し立て内容を精査したうえで今後の対応を決めるとしている。
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