ケーヒン(7251)が反発、マドを空けての急伸で一時、前日比133円高の2124円まで上げ幅を広げ、約9カ月ぶりに年初来高値を更新した。14日の取引終了後、国内事業体質強化施策を発表したことで、今後の業績回復を期待した買いが集まっている。
国内の個別業績は12年3月期以降、営業赤字基調が続いており、体質強化施策に取り組む必要があると判断。インテリジェントパワーモジュールなど新領域の生産拡大と品質体制強化に向けた配置転換、業務内容の見直し、46歳以上の正規従業員を対象に、400人程度の早期退職者募集を実施する。