三菱自動車工業<7211>が続伸。31日付の日本経済新聞が「三菱自動車の現金創出力が回復する。企業が自由に使えるお金を示す純現金収支(フリーキャッシュフロー、FCF)は2018年3月期に数十億円の黒字になりそうだ」と報じたことが材料視された。
燃費不正があった17年3月期(1189億円の赤字)から大きく改善する。無駄な在庫を省くなど、同社の会長も兼務する日産自動車のカルロス・ゴーン会長流の経営管理を進めた効果が出る見通しだ。資金は課題だった新車開発に重点投資すると伝えており、財務体質改善と今後の収益拡大を期待した買いが先行した。
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