東海カーボン<5301>が続騰、ストップ高まで買われ連日で年初来高値を更新した。28日取引終了後、、黒鉛電極メーカーのSGL GE Holding(ドイツ)から、米国事業を担うSGL GE Carbon Holdingの全株式を取得し子会社化すると発表したことが買い手掛かりになった。
昭和電工<4004>がSGL GE買収について各国関係当局から承認を受けたが、SGL GE Carbon Holdingを同社に譲渡することが付帯条件となっていた。取得価額は129億円。昭和電工はSGL GEを子会社化することで、世界の黒鉛電極リーディングサプライヤーになり、同社はアジア、欧州、北米の3極体制を築き、グローバルプレーヤーの一角として強固な事業基盤を整備するとしている。
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