山崎製パン<2212>が反落、年初来安値を更新した。27日付でみずほ証券が投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」へ、目標株価を2380円から1750円へ引き下げたことが嫌気された。原料安局面で値下げを見送ってきたこともあり、物流費や労務・人件費などコストアップの販売価格転嫁には現状慎重スタンスであるとし、第3四半期には原料コストも上昇に転じる見通しで、17年12月期は通期連結営業利益で会社側計画の370億円(前期351億6900万円)に対して従来予想の367億円から320億円へ、18年12月期は396億円から330億円へ引き下げている。
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