神戸製鋼所<5406>が大幅続落、午後14時現在と東証1部値下がり率トップで連日の年初来安値更新となった。8日、アルミ製部材の強度など検査証明書のデータを改ざんし、基準に合わない製品を出荷していたと発表したことが引き続き嫌気されており、業績への影響を警戒した売りがかさんだ。組織ぐるみの不祥事で信頼が失墜、中長期的な収益への影響が懸念され、11日付の日本経済新聞は、財務基盤テコ入れへ「神戸製鋼所は不動産事業の子会社を売却する方針を固めた」と報じた。
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