日製鋼は急騰し6日ぶり高値、18年3月期利益上振れ増配へ

企業|企業速報 証券市場新聞

日本製鋼所<5631>が急騰、6日ぶりに年初高値を更新した。6日取引終了後、18年3月期の連結業績を修正、利益予想を引き上げたことを好感した買いが向かった。営業利益を140億円から180億円(前期比45.9%増)、最終利益を90億円から110億円(前期49億6800万円の赤字)へ。素形材・エネルギー事業、産業機械事業ともコスト改善により収益性が向上、第2四半期連結累計の連結決算が計画を上振れて着地した実績を踏まえ、通期予想を見直した。業績好調に伴い、期末配当を12円50銭から17円50銭に引き上げ、年間配当を35円(前期は株式併合を考慮すると25円)に増配する。
併せて、月島機械<6332>と製造分野の協業に関して共同検討を開始すると発表したことも材料視された。

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