東芝が反落、第三者割当増資発表で需給悪化を嫌気

企業|企業速報 証券市場新聞

東芝<6502>がに反落。19日、エーアールシーエム・マスター・ファンド3リミテッドなど投資ファンドを割当先とする第三者割当による新株を発行すると発表した。手取概算5738億5000万円はウエスチングハウスの親会社保証弁済に充当し、18年3月期末の2期連続の債務超過による上場廃止を回避するが、新株は発行済み株式数の54%に相当することから、需給悪化と希薄化が嫌気され、発行価格が262.8円と前週末終値を10.3%下回ることから売りがかさんだ。

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