カイオム・バイオサイエンス(4583)がこの日で3日連続ストップ高となった。14日引け後のがん治療用抗体LIV‐2008bのオプションライセンス契約締結に続き、16日引け後にTROP‐2抗体に関する米国特許付与の決定通知を受けたと発表したことでさらに買い気が強まった。
特許はヒトTROP-2を標的としたヒト化モノクローナル抗体に関するもので、疾患モデル動物による試験で、抗がん活性を示すことが確認されている。現在、日本、米国、欧州を含む各国で特許を出願中だが、今回が初めての特許付与決定となる。
証券市場新聞