新日鉄住金【5401】が5日続伸。5日付の日本経済新聞が「建築・土木向けに使われる大半の国内向け鋼管の受注を削減する」と報じたことがポジティブ視された。2020年の東京五輪・パラリンピック関連工事や大型再開発が続いており生産が追いつかないため。削減幅は通常時と比べて2~3割程度とみられる。鉄鋼各社は一部の製品を除きほぼフル生産を続けている。需要が一段と増えればさらに削減幅が広がる可能性もあるとしており、鋼管需給ひっ迫による収益改善が期待された。
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