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PBR1倍割れ
東陽テクニカ(8151)の株価は11月30日の年初来安値953円で下げ止まる動き。実質無借金経営で財務内容は良好、貸借倍率は0.83倍と需給面でも問題なく、PBR1倍割れの時価は売られ過ぎ修正が期待できそうだ。
EV関連で売られ過ぎ修正
情報通信測定機器をはじめとする測定機器の専門商社で、企業や公的機関の研究開発に貢献している。18年9月期は通期連結売上高で230億円(前期比6.6%増)、営業利益で13億円(同1.7%増)と先行投資増などで小幅増益にとどまる見込みながら、自動車向け次世代電池やチャージングステーションの評価システムなどが好調で業績拡大基調に変化はない。大きなノイズを発生する電気モータに最適な3軸加速度計を新たに発売するなど、EV(電気自動車)分野での測定でも同社製品は威力を発揮しそうだ。
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