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立駐や減速機も戦力化
立川ブラインド工業(7989)は大勢上昇トレンドのなか、5日移動平均を下値支持ラインに下値を切り上げ年初来高値を更新、一段高を志向してきた。
窓まわりと間仕切りのインテリア総合メーカーで、ワンタッチ操作でブラインドが下降するRDS機能を搭載したヨコ型ブラインドなど付加価値製品が伸び、収益力がアップ。周辺事業では機械式立体駐車装置の「パズルタワー」が伸び、独自技術を生かした減速機も成長分野へのアプローチで戦力化してきた。
28期ぶり最高業績も上振れ
17年12月期は連結売上高407億円(前期比3.4%増)、営業利益32億円(11・6%増)と増収2ケタ増益で、実に28期ぶり最高業績更新を見込むが、3Qの営業利益の進捗率は90%を上回り利益上振れが濃厚。PERは14倍台と割安で、信用倍率0・9倍台、貸借倍率0・2倍台の好取組も株価を押し上げる。(さ)
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