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富士フイルム(4901)が急反発、米ゼロックスを買収し経営統合
富士フイルムホールディングス(4901)が急反発。31日、米ゼロックスコーポレーション株式の過半を取得して富士ゼロックスとゼロックスコーポレーションを経営統合すると発表したことを受け、グループ事業拡大を期待した買いを集めた。富士ゼロックスには同社が75%、ゼロックスが25%を出資56年間にわたるジョイントベンチャーを通じて協力体制を確立しており、今回の経営統合により世界最大のドキュメントソリューションカンパニーが誕生する。富士ゼロックスがゼロックスの完全子会社となることで経営統合、同社が新会社の新富士ゼロックス株式の50.1%を取得する。統合によるコスト改善効果は2022年度までに年間約17億ドルを見込み、うち約12億ドルを20年度までに実現するとしている。
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