米国株大幅上昇で不安心理後退

 13日午前の東京市場は急反発しました。前日の米国株が大幅に上昇したことで不安心理が後退し、買戻しや押し目買いが優勢になりました。朝高の後戻り売りに押される場面もありましたが、引けにかけ持ち直し、日経平均は285円高です。4月に任期切れを迎える日銀の黒田総裁の続投方針が伝わったこともポジティブ視されました。

日経平均EPSは1635円まで上昇

 米国は16日がSQで、まだ安心はできませんが、週末に向け需給整理が進むと考えられます。前週末の東京市場はセリンググライマックス的様相を呈しましたが、6日安値を割り込まなかったことからいったん当面の底値が入ったとみていいのではないでしょうか。企業業績は極めて好調で、9日時点の日経平均のEPSは1635円まで上昇しており、きょう前場段階のPERは13.2倍です。

ラクオリアは手仕舞い

 米国株さえ落ち着けばいつ急反発に転じてもおかしくない状況ですから、引き続き投資枠に余裕を持たせたうえで、好業績株の中から大手どころではソニー(6758)やトヨタ(7203)など需給関係の良い銘柄の下値を拾いたいと思います。一方、ラクオリア(4579)は研究開発投資拡大で今期赤字拡大と逆の目が出てしまいました。相場修復には時間がかかると判断せざるを得ず、一旦手仕舞いです。
花咲 翁

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