鳥居薬品が反発、米ギリアド社の抗HIV薬「Descovy」のFDA承認取得を材料視

企業|企業速報 証券市場新聞

鳥居薬品(4551)が反発、一時前日比114円高の2546円まで買われている。5日にギリアド・サイエンシズ社が、抗HIV薬「Descovy」(エムトリシタビン200mg/テノホビル アラフェナミドフマル酸塩(TAF)25mg配合錠)について、米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表、これを受けて日本国内での独占的開発・商業化権を保有している日本たばこ産業(2914)が国内における製造販売承認申請を行う予定で、製造販売承認後に鳥居薬品がこれを国内で販売することが評価されている。TAFは、ギリアド社が創製したHIVの逆転写酵素阻害作用を示すテノホビルの新規プロドラッグ。ギリアド社が行った他の抗HIV薬と併用した臨床試験において、TAFはTDFの10分の1以下の投与量でTDFと同程度の抗ウイルス効果を示し、またTDFの安全性上の懸念である腎臓や骨への影響が軽減されることが示されている。
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