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大手ゼネコンが安い、工事採算改善鈍化観測報道を嫌気
大成建設(1801)、清水建設(1803)、大林組(1802)、鹿島(1812)など大手ゼネコンが安い。22日付の日本経済新聞が「ゼネコン大手の業績が踊り場を迎えている。大手4社の工事採算を示す完成工事総利益率(単体)の前年同期比の改善幅は2017年4~12月期に0.7ポイントと3年ぶりに1ポイント未満にとどまった」と報じたことが嫌気された。20年の東京五輪開催に向けた建設投資がほぼ出そろい、需要の伸びが鈍化したためだ。採算が急速に悪化する懸念は小さいものの、従来のような最高益更新の原動力とはなりにくくなっていると伝えており、収益性低下を警戒した売りが先行した。
by 株価チャート「ストチャ」
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