ドーン(2303)がストップ高に買われているほか、アイサンテクノロジー(4667)、ゼンリン(9474)など自動運転に関連するGISを活用した位置情報サービスや3次元マップなどを手掛ける銘柄がにぎわっている。10日付の日本経済新聞が「政府は自動運転車の実現に向けたインフラづくりに官民で乗り出す」と報じたことを受け、関連銘柄に買い気が再燃した。
トヨタ自動車(7203)や日産自動車(7201)などの自動車メーカーや地図メーカーと連携、2018年までに自動運転に必要な情報を盛り込んだ立体道路地図を作る。各国間の開発競争が激しい自動運転分野で優位に立てるように支援すると伝えており、ジネスチャンス拡大と早期収益貢献へ改めて期待が高まった。
証券市場新聞